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スペースアカデミーとは

宇宙を知るということは、時に人類にとって根源的な問いへの答えを与えてくれます。例えば、中世の地動説と天動説を巡る論争は、地球が世界の中心であるという考え方を根本的に覆しました。現在でも、私達が存在する時間と空間の始まりはどうであったのか、地球以外に生命は存在するのか否か等々の深淵な問いに対して、答えを得るための飽くなき挑戦が続いています。

また宇宙という最後のフロンティアの開発は、人類が数千年の歴史の中で利用することのできなかった究極の高地の利用を可能にし、通信・放送・測位・気象観測等々の実用衛星は地上の安全・安心・快適な生活を支えています。更に、環境変動によって地球上の全生命体の生存が脅かされている現状にあって、地球環境観測や宇宙エネルギー利用などは地球規模の問題の解決に大きな貢献を果たす可能性を秘めています。昨今は宇宙基本法や宇宙基本計画の制定に見られるように、日本の宇宙政策も遂に「開発」から「利用」へと軸足を移しつつあります。

そのような中で、大学に対しては、宇宙科学や宇宙技術の発展に寄与する研究の場としての役割だけでなく、人材育成や宇宙産業の振興を通じて宇宙に携わる人々の増大と多様化に寄与することが求められています。更には「宇宙」を題材として人々の知的好奇心を喚起する「知の情報発信拠点」となることが、とりわけ大学が位置する地域社会から求められています。

しかしながら、普通の人々にとって宇宙は未だ敷居が高いところです。

2010年6月の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還は多くの人に感動と興奮を与えました。ただ、一方で自分たちがそれに関わっている、関わりたいという気持ちを持つ人は未だ少数派であり、「仕事としての宇宙」は未だ実感が湧いてきません。日本国内でロケットや人工衛星という所謂宇宙機器産業に携わる人の数は全盛期の3分の2にまで減っており、ある調査によれば世界の宇宙競争力で日本は7位でしかありません。宇宙に仕事で携わる人が増えない限り、いつまでたっても宇宙はあこがれのままであり、人類が宇宙を知ることも利用することも、現在の遅々としたペースから変わることはないでしょう。

九州工業大学スペースアカデミーは、このような状況を少しでも改善すべく、宇宙をあこがれの場から、仕事の場・利用する場へ変えていくことを目指しています。具体的には以下の三つを行ないます。

  • ・「自分も宇宙を勉強してみたい」と子供達に思ってもらう
  • ・宇宙技術、宇宙科学、宇宙利用の分野で活躍できる人材を育成する
  • ・人材の受け皿となる宇宙関連産業の育成・振興をはかる

そのために、九工大戸畑地区の「宇宙に関わりたい」と思っている教職員が集まり、九工大内の様々な宇宙関連の教育・研究活動の連携をはかって「九工大統一宇宙ブランド」として情報発信をしていきます。まずは何よりも地域の皆様に、「宇宙への入り口」を提供していきたいと思っています。将来宇宙に関わってみたいと思っている若い人達に「地元で宇宙学べます」ということを知っていただくと共に、既に地域社会で活躍されている人達にも工夫次第で様々な形で宇宙に関わることができるということを知っていただきたいと思います。

ぜひとも、九工大スペースアカデミーをご利用ください。